聖金曜日(主の受難日)礼拝
(2025年度会場:高蔵寺教会)
賛美歌 253 カルバリの十字架に
讃美唱(詩篇22:2~32)
▲なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず、呷きも言葉も聞いてくださらないのか。
わが神よ。昼は呼び求めても答えてくださらない。
▲夜も心の憩いがえられない。
だがあなたは聖所にいまし、
▲イスラエルの讃美を受ける方。
わたしたちの先祖はあなたに依り頼み、
▲あなたに依り頼んで救われた。
助けを求めてあなたに叫び、救い出され、
▲あなたに依り頼んで、裏切られなかった。
しかし、わたしは虫けら、とても人とはいえない。
▲人間の屑、民の恥。
わたしを見る人は皆、わたしを嘲笑い、
▲唇を突き出し、頭を振って言う。
「主に頼んで救ってもらうがよい。
▲主が愛しておられるなら、助けてくださるだろう。」
わたしを母の胎から取り出し、
▲その乳房にゆだねてくださったのはあなたです。
母がわたしをみごもったときから、わたしはあなたにすがってきました。
▲母の胎にあるときから、あなたはわたしの神。
わたしを遠く離れないでください。
▲苦難が近づき、助けてくれる者はいないのです。
雄牛が群がってわたしを囲み、
▲バシャンの猛牛がわたしに迫る。
獲物を前にした獅子のようにうなり、
▲牙をむいてわたしに襲いかかる者がいる。
わたしは水となって注ぎ出され、骨はことごとくはずれ、
▲心は胸の中で蝋のように溶ける。
口は渇いて素焼きのかけらとなり、舌は上顎にはり付く。
▲あなたはわたしを塵と死の中に打ち捨てられる。
犬どもがわたしを取り囲み、さいなむ者が群がってわたしを囲み、
▲獅子のようにわたしの手足を砕く。
骨が数えられる程になったわたしのからだを、
▲彼らはさらし者にして眺め、
わたしの着物を分け、
▲衣を取ろうとしてくじをひく。
主よ、あなただけは遠く離れないでください。
▲わたしの力の神よ、今すぐにわたしを救い出してください。
わたしの魂を剣から救い出し、
▲わたしの身を犬どもから救い出してください。
獅子の口、雄牛の角から、
▲わたしを救い、わたしに答えてください。
わたしは兄弟たちにみ名を語り伝え、
▲集会の中であなたを讃美します。
主を畏れる人々よ、主を讃美せよ。
▲ヤコブの子孫は皆、主に栄光を帰せよ。イスラエルの子孫は皆、主を恐れよ。
主は貧しい人の苦しみを決して侮らず、さげすまれず、
▲み顔を隠すことなく、助けを求める叫びを聞いてくださいます。
それゆえ、わたしは大いなる集会で、あなたに讃美をささげ、
▲神を畏れる人々の前で感謝の献げものをささげます。
貧しい人は食べて満ち足り、主を尋ね求める人は主を讃美します。
▲いつまでも健やかな命が与えられますように。
地の果てまで、すべての人が主を認め、みもとに立ち帰り、国々の民がみ前にひれ伏すように。
▲王権は主にあり、主は国々を治められます。
命に溢れてこの地に住む者はことごとく主にひれ伏し、
▲塵に下った者もすべてみ前に身を屈めます。
わたしの魂は必ず命を得、子孫は神に仕え、主のことを来たるべき代に語り伝え、
▲成し遂げてくださった恵みのみ業を代々の民に必ず告げ知らせる
賛美歌 081 ちしおにそみし
1.
血しおに染みし 主のみかしら
いばらの冠 ああ、いたわし。
さかえを捨てて 悩める主を、
心をこめて 仰ぎまつらん 。
2.
わが罪とがを 主は負いたもぅ、
主はわがために 苦しみたもぅ。
われここに立つ、 恵みの主よ、
愛のまなざし そそぎたまえ。
3.十字架のそばに われは立ちて、
主のみ苦しみ 仰ぎまつる。
みわざを終えし 主のなきがら
心をこめて 抱きまつらん。
4.
とうときイェスの み苦しみに
心あふれて ことばあらず。
生くる限りは わが主のもの、
いまわの時も ただ主にあらん。
5.
慰めぬしよ 盾なる主よ、
みすがた常に 示したまえ。
十字架を仰ぎ 主にたよりて
われは雄雄しく 道を歩まん。
祈り
▲神様。御子イエス・キリストは、ご自身が軽蔑され、人々に見捨てられ、罪人の一人に数えられることによって、救いのみわざを成し遂げられました。恐れおののき、御子を救い主と信じることができるよう、私たちを導いてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、すべての民の贖い主、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン。
福音書
ルカ 23:44~46 (新)
イエスの死
既に昼の十二時ごろであった。全地は暗くなり、それが三時まで続いた。 太陽は光を失っていた。神殿の垂れ幕が真ん中から裂けた。 イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた。 百人隊長はこの出来事を見て、「本当に、この人は正しい人だった」と言って、神を賛美した。 見物に集まっていた群衆も皆、これらの出来事を見て、胸を打ちながら帰って行った。イエスを知っていたすべての人たちと、ガリラヤから従って来た婦人たちとは遠くに立って、これらのことを見ていた。
説 教
「引き裂かれた幕、
引き裂かれる心」
徳弘浩隆牧師
https://maps.app.goo.gl/N2UuH9TzNeFpWqNq7
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ソロモンの神殿 |
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ソロモンの神殿 内部![]() |
賛美歌 394 主よ終わりまで
1.主よ終わりまで 仕えまつらん
ときわに近く 在したまえ。
主ともにませば おそれはなく
みちびきあれば さまようまじ。
2.この世のさまは 目をまどわし
罪のささやき われをさそう。
内外のてきに 悩むときも
み国にいまし まもりたまえ。
3.こころのあらし さわぎたてど
しずけきみ声 聞かせたまえ。
ちからをあたえ やすきをたもぅ。
主イェスの言葉 聞かせたまえ。
4.みあとにつづく しもべたちを
み国に召すと 約しませり、
みあとをゆくは さちなるかな、
主よ終わりまで 支えたまえ。
アーメン
主の祈り
司)祈りましょう。
全)天の父よ。み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
祝 福
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。
父と子と聖霊のみ名によって。
黙 祷
静かに家路につきましょう。
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