聖霊降臨後第7主日(AD2025/7/27)
2025年7月27日
※式文中の青文字部分は歌う部分です。礼拝前15分は、席に着き黙祷をして備えましょう。
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 154番
1)もろ国の民よ み前にひれふせ、
主こそわがみ神 わがつくりぬしぞ。
2)み恵みのちから、 ちりなるわれらの
迷えるときにも みもとにみちびく。
3)われらは主のもの 主はわがまもりぞ、
ほめうた絶えせず み前にささげよ。
4)ちよろずの民よ あめなるみ殿を
たたえとほまれの うたごえに満たせ。
5)み神のおきてと まことと愛とは
ときわにうごかじ 堅き岩のごと。
アーメン
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)私たちは、父なる神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、主イエス・キリストのみ名によって赦しを願いましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)生きておられる全能の神様。あなたは私たちが祈る前から私たちの祈りに耳を傾け、思いと願いをはるかに超えて聞き届けてくださいます。あなたの豊かな憐れみを注いでください。良心の咎を赦し、ただ御子のみが賜ることができる良きものを与えてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。
アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読司)本日の第1の朗読は、
創世記 18:20~32 (旧24)
20主は言われた。
「ソドムとゴモラの罪は非常に重い、と訴える叫びが実に大きい。 21わたしは降って行き、彼らの行跡が、果たして、わたしに届いた叫びのとおりかどうか見て確かめよう。」
22その人たちは、更にソドムの方へ向かったが、アブラハムはなお、主の御前にいた。 23アブラハムは進み出て言った。
「まことにあなたは、正しい者を悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。 24あの町に正しい者が五十人いるとしても、それでも滅ぼし、その五十人の正しい者のために、町をお赦しにはならないのですか。 25正しい者を悪い者と一緒に殺し、正しい者を悪い者と同じ目に遭わせるようなことを、あなたがなさるはずはございません。全くありえないことです。全世界を裁くお方は、正義を行われるべきではありませんか。」
26主は言われた。
「もしソドムの町に正しい者が五十人いるならば、その者たちのために、町全部を赦そう。」
27アブラハムは答えた。
「塵あくたにすぎないわたしですが、あえて、わが主に申し上げます。 28もしかすると、五十人の正しい者に五人足りないかもしれません。それでもあなたは、五人足りないために、町のすべてを滅ぼされますか。」
主は言われた。
「もし、四十五人いれば滅ぼさない。」
29アブラハムは重ねて言った。
「もしかすると、四十人しかいないかもしれません。」
主は言われた。
「その四十人のためにわたしはそれをしない。」
30アブラハムは言った。
「主よ、どうかお怒りにならずに、もう少し言わせてください。もしかすると、そこには三十人しかいないかもしれません。」
主は言われた。
「もし三十人いるならわたしはそれをしない。」
31アブラハムは言った。
「あえて、わが主に申し上げます。もしかすると、二十人しかいないかもしれません。」
主は言われた。「その二十人のためにわたしは滅ぼさない。」
32アブラハムは言った。
「主よ、どうかお怒りにならずに、もう一度だけ言わせてください。もしかすると、十人しかいないかもしれません。」
主は言われた。
「その十人のためにわたしは滅ぼさない。」
2)第2の朗読司)本日の第2の朗読は、
コロサイの信徒への手紙 2:6-19(新370)
6あなたがたは、主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストに結ばれて歩みなさい。 7キリストに根を下ろして造り上げられ、教えられたとおりの信仰をしっかり守って、あふれるばかりに感謝しなさい。 8人間の言い伝えにすぎない哲学、つまり、むなしいだまし事によって人のとりこにされないように気をつけなさい。それは、世を支配する霊に従っており、キリストに従うものではありません。 9キリストの内には、満ちあふれる神性が、余すところなく、見える形をとって宿っており、 10あなたがたは、キリストにおいて満たされているのです。キリストはすべての支配や権威の頭です。 11あなたがたはキリストにおいて、手によらない割礼、つまり肉の体を脱ぎ捨てるキリストの割礼を受け、 12洗礼によって、キリストと共に葬られ、また、キリストを死者の中から復活させた神の力を信じて、キリストと共に復活させられたのです。 13肉に割礼を受けず、罪の中にいて死んでいたあなたがたを、神はキリストと共に生かしてくださったのです。神は、わたしたちの一切の罪を赦し、 14規則によってわたしたちを訴えて不利に陥れていた証書を破棄し、これを十字架に釘付けにして取り除いてくださいました。 15そして、もろもろの支配と権威の武装を解除し、キリストの勝利の列に従えて、公然とさらしものになさいました。
16だから、あなたがたは食べ物や飲み物のこと、また、祭りや新月や安息日のことでだれにも批評されてはなりません。 17これらは、やがて来るものの影にすぎず、実体はキリストにあります。 18偽りの謙遜と天使礼拝にふける者から、不利な判断を下されてはなりません。こういう人々は、幻で見たことを頼りとし、肉の思いによって根拠もなく思い上がっているだけで、 19頭であるキリストにしっかりと付いていないのです。この頭の働きにより、体全体は、節と節、筋と筋とによって支えられ、結び合わされ、神に育てられて成長してゆくのです。
・・・本日の日課を終わります。
11 ハレルヤ唱福音の朗読に備えて一同起立をします。
12 福音書または主要日課の朗読
福音を一同起立して聴きます。司)本日の福音は
ルカによる福音書 11:1-13(新127)
1イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください」と言った。 2そこで、イエスは言われた。「祈るときには、こう言いなさい。
『父よ、御名が崇められますように。
御国が来ますように。
3わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
4わたしたちの罪を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
皆赦しますから。
わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」
5また、弟子たちに言われた。「あなたがたのうちのだれかに友達がいて、真夜中にその人のところに行き、次のように言ったとしよう。『友よ、パンを三つ貸してください。 6旅行中の友達がわたしのところに立ち寄ったが、何も出すものがないのです。』 7すると、その人は家の中から答えるにちがいない。『面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。』 8しかし、言っておく。その人は、友達だからということでは起きて何か与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きて来て必要なものは何でも与えるであろう。 9そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。 10だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。 11あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。 12また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。 13このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。教会讃美歌 365番
1)愛なるみ神に うごかされて、
愛する心は うちに育つ。
2)たがいに愛する 愛を教え、
主イェスの子供と ならせたまえ
3)われらの心を 結ぶ愛よ、
望みもおそれも ともにわかつ。
4)この世はまことの 愛にめざめ
わが主の恵みを 祈りもとむ。
アーメン
14 説教
「祈るときは」
徳弘浩隆牧師/代読:松宮洋子姉
15 感謝の歌
(省略)
16 信仰の告白
使徒信条
司)使徒信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。
そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とを裁かれます。
聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠の命を信じます。
アーメン
奉献の部17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
(1)憐れみ深い神よ。
あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。 私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。 あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
(2)主よ。
ここにささげる感謝と奉仕のしるしを祝福してください。どうかあなたの栄光のために、私たちのすべてを用いてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります
(3)主よ。あなたの民のささげたものと、祈りと 賛美をかえりみてください。私たちが、主と隣人に喜びをもって仕えつつ、天の祝宴の光栄に至ることができるよう 私たちの奉仕の信仰を堅くしてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります
派遣の部
20 祝福の挨拶
21 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
22 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
>教区:名古屋ルーテル幼稚園(園長・チャプレン: 徳弘浩隆牧師)を覚えて
◆1926年創立からの幾多の恵みを感謝し苦難をも超え、来年迎える100年がより新しい出発になりますように。
◆個性や国籍や文化の多様性も互いに尊重し合う愛のある生き方を、こども達と保護者にも伝える宣教が進みますように。
◆少子化で園児募集の厳しい昨今に、取り組む教職員と運営に大きな祝福がありますように。
>高蔵寺教会
◆ご高齢、ご病気の方々、ご事情で来られない方々のために。◆総会を受けて、教会の変革と宣教の推進のために。
◆猛暑の中、皆の健康が守られるように。
父なる神よ。
私たちの祈りを聞きとどけてください。私たちの思いと願いを越えたみ心によって、憐れみと愛のうちに私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
主の祈り全)天の父よ。
み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
23 祝福一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)主があなたを祝福し、あなたを守られるように。
主がみ顔をもってあなたを照らし、
あなたに恵みを与えられるように。
主がみ顔をあなたに向け、
あなたに平安を賜わるように。
父と子と聖霊のみ名によって。
24 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。教会讃美歌 435番
1)全能の神は いかずちも
風もみ手に 統べたもぅ。
主のあわれみ いまぞ示し、
平和をあたえませ。
2)恵み深き 愛の神
そむきしもの ゆるして、
いかりをもて こらしまさず、
平和をあたえませ。
3)義なる神よ み前には
悪の力 立ちえず
みことばのみ 永遠にぞ立つ、
平和をあたえませ。
4)さとき神よ 地の上に
来たらせませ 自由を。
闇をやぶり み国来たらん、
平和をあたえませ。
5)争いより 救われし
神の子らの たたうる
うたの声は 四方にひびく、
平和をあたえませ。
後奏
黙祷
後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう
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