2023年5月24日水曜日

20230528P

 聖霊降臨主日(A.D.2023/05/28)

2023年05月28
※式文中の青文字部分は歌う部分です。
赤字は新賛美歌の歌詞を示します。
日本基督教団の著作権で新しい印刷本はこうなっています。
賛美の際は、お手持ちのいずれの讃美歌の歌詞でも、
どちらを歌われても結構です。
 礼拝前15分は、席に着き黙祷をして備えましょう。


前奏

 

黙祷

 

開会の部 


1 初めの歌 

教会讃美歌 124

1.いのちのみ霊よ 暗き心に

 恵みのひかりを ゆたかに注ぎ、

 力とまこと みたさせたまえ。 

2.われらのおもいを すべて知りつつ

 導きやしなう 聖なるみ霊、

 とうときみむね 示したまえや。 

3.「主よいつまでか」と 嘆くわれらの

 痛めるこころを 慰めささえ、

 ゆるがぬ勝利 望ませたまえ。 

4.か弱きわれらの 信仰ささえ

 悪魔のおどしに おびやかされず、

 みことばかざし 進ませたまえ。

 アーメン



2 み名による祝福



3 罪の告白の勧め 

司)主イエス・キリストは、私たちが罪のゆえに受くべき死と苦しみを負い、十字架に渡され、神のみ旨を全うし、死から復活し、救いを成し遂げてくださいました。
 また、主は私たちに聖餐の礼典を設けてくださいました。それは、私たちが主イエス・キリストによる救いを信じ、主に従い、主の戒めを守り、主が私たちを愛されたように私たちが愛をもって互いに仕えるためです。
 私たちは使徒パウロの勧めに従って、神のみ前に罪をざんげし、この礼典にあずかり、主の死と復活における聖なる慰めと力とに満たされましょう。



4 罪の告白

司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。

 

司)憐れみ深い神よ。

全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。



5 赦しの祈願祝福

司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。



6 キリエ(主よ憐れんでください)



7 グロリア(栄光) 



みことばの部


8 祝福の挨拶



9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)
かみさま。あなたはこの、あなたをしんじるものせいれいおくってこころひらいてくださいます。せいれいひかりみちびわたしたちがすべてにおいてただしくはんだんし、あなたのへいうちにいつもよろこことができるようにしてださい。あなたとせいれいとともにただひとりのかみえいえんはいしゃしゅイエス・キリストによっいのます。



10 聖書朗読

1)本日の初めの朗読

司)本日の第1の朗読は、

使徒言行録(Acts.) 2:1~21(新214)

1五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、 2突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。 3そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。 4すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。

5さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、 6この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。 7人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。 8どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。 9わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、 10フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、 11ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」 12人々は皆驚き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と互いに言った。 13しかし、「あの人たちは、新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って、あざける者もいた。

14すると、ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。 15今は朝の九時ですから、この人たちは、あなたがたが考えているように、酒に酔っているのではありません。 16そうではなく、これこそ預言者ヨエルを通して言われていたことなのです。

17『神は言われる。終わりの時に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたたちの息子と娘は預言し、若者は幻を見、老人は夢を見る。

18わたしの僕やはしためにも、そのときには、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。

19上では、天に不思議な業を、下では、地に徴を示そう。血と火と立ちこめる煙が、それだ。

20主の偉大な輝かしい日が来る前に、太陽は暗くなり、月は血のように赤くなる。

21主の名を呼び求める者は皆、救われる。』



2)第2の朗読 
司)本日の第2の朗読は、
1コリント(1Cor.)12:3b~13(新315)

12:3b神の霊によって語る人は、だれも「イエスは神から見捨てられよ」とは言わないし、また、聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。

4賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。 5務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。 6働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。 7一人一人に“霊”の働きが現れるのは、全体の益となるためです。 8ある人には“霊”によって知恵の言葉、ある人には同じ“霊”によって知識の言葉が与えられ、 9ある人にはその同じ“霊”によって信仰、ある人にはこの唯一の“霊”によって病気をいやす力、 10ある人には奇跡を行う力、ある人には預言する力、ある人には霊を見分ける力、ある人には種々の異言を語る力、ある人には異言を解釈する力が与えられています。 11これらすべてのことは、同じ唯一の“霊”の働きであって、“霊”は望むままに、それを一人一人に分け与えてくださるのです。

12体は一つでも、多くの部分から成り、体のすべての部分の数は多くても、体は一つであるように、キリストの場合も同様である。 13つまり、一つの霊によって、わたしたちは、ユダヤ人であろうとギリシア人であろうと、奴隷であろうと自由な身分の者であろうと、皆一つの体となるために洗礼を受け、皆一つの霊をのませてもらったのです。


11 ハレルヤ唱 
 福音の朗読に備えて一同起立をします。


12 福音書または主要日課の朗読  

 福音を一同起立して聴きます。

司)本日の福音は

ヨハネの福音書(Jn.)20:19~23(新210)

19その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。 20そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。 21イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」 22そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。 23だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」


・・・本日の日課を終わります。



13 みことばの歌

司)本日のみことばの歌を歌いましょう。


教会讃美歌 116 

1.聖なるみ霊よ われらの心に

 やどりたまいて、

 喜びあふるる あめなる光を

 みたさせたまえ。

 み霊よ われらの祈りにこたえて

 力をたまえや。 

2.くすしき知識の もとなる泉の

 湧きてあふれよ、

 われらの心を 慰めうるおし

 いこわせたまえ。

 この世に 仕うる日ごとのあゆみに

 さかえをたまえや。 

3.み国をめざして たどりゆくものに

 つねに変わらず

 進むべき道を さやかに示して

 導きたまえ。

 悩める ときにも喜びわかちて

 進ませたまえや。 

4.いのちのみ霊よ われらの心に

 ほのおを燃やし

 み神の愛より はなるることなく

 進ませたまえ。

 み霊よ われらにまことのいのちを

 ゆたかにたまえや。

 アーメン



14 説教

  神の霊、風が吹くとき」 

             徳弘浩隆牧師

 





15 感謝の歌 省略



16 信仰の告白

ニケヤ信条

司)

ニケヤ信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)

天と地、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。 

唯一の主イエス・キリストを私は信じます。

主は神のひとり子であって、すべての世に先立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。 

主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。

罪の赦しの唯一の洗礼を私は受けいれます。

死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。

アーメン


洗礼式

溝口夏奈さん

奉献の部


17 祝福の挨拶



18 奉献と奉献唱

司)主にささげましょう。



19 奉献の祈り 

自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい


司)祈りましょう。 

憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。 
私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。 
あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。




聖餐の部

20 聖餐の歌 

司)教会讃美歌 254

1.疲れしものに 天よりくだる

 いのちのかて、 飢えたるものを

 深き愛もて 養いみちびく。 

2.主のみ傷より 流るる血しお

 愛のいずみ、 渇けるものの

 心のうちに 来たりてうるおせ。 

3.みかてのうちに かくれしみ子を

 あがめまつり、 みさかえの日に

 とうとき姿 あおがしめたまえ。

 アーメン

 


21 序詞





22 その日の序詞 

(聖霊降臨祭)

司)聖なる主全能の父永遠の神よ。
いつどこででも、私たちの主イエス・キリストにより、あなたに感謝するのは当然であり、またふさわしいことです。 

あなたのみ子主イエス・キリストは天にあげられ、あなたと共に、この日、選ばれた弟子たちに約束の聖霊を注がれました。こうして全地は喜びにあふれています。 

今、地にあるすべての教会は、あなたのみ名をあがめ、永遠の讃美を天にある天使の群れと共に声を合わせて歌います。



23 サンクツウス(聖なる)




24 設定
設定は一同起立して行ないます。
司)
私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい」。

食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。



25 主の祈り

司)祈りましょう。
全)天の父よ。
み名があがめられますように。 
み国が来ますように。 
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。 
私たちに
今日もこの日の糧をお与えください。 
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
私たちの犯した罪をお赦しください。 
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。 
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。

アーメン




26 平和の挨拶



27 アグヌス デイ(神の小羊)



28 聖餐への招きと聖餐

司)洗礼の礼典にあずかったかたは、聖卓へお進みください。

洗礼をお受けになっていない方には祝福のお祈りをさせていただきます。どうぞ、前へお進みくださり、「祝福を」とおっしゃってください。


配餐に際して言う。

司)あなたのために与えられた

  キリストのからだです。

衆)アーメン


司)あなたのために流された

  キリストの血です。

衆)アーメン   


配餐後に祝福をする。(起立)


司)私たちの主イエス・キリストのからだとその貴い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。

衆)アーメン



29 聖餐の感謝 

司)全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また互いに愛をもって仕えることができるように私たちを強めてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。




派遣の部

30 祝福の挨拶




31 ヌンクディミティス(今こそ去ります)



32 教会の祈り 

司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
また、慰め主なる精霊と聖なる教会と恵みの手段と信仰の交わりと。永遠のいのちとを与えてくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。

司)祈りましょう。

>教区:ペンテコステを覚えて
>教会のいのり
◆この聖霊降臨祭に、各教会が祝福され、集められた一人一人が、主イエスの証人となるために高い所からの力を受けますように。
◆聖霊に癒しと力を賜り、困難な社会にあっても、キリストの福音を宣べ伝えられますように。 
 

司)父なる神よ。私たちの祈りを聞き届けてください。私たちの思いと願いを超えたみ心によって、憐れみと愛のうちに 私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。



33 祝福 

 一同起立をして派遣の祝福を受けます。


司)
主があなたを祝福し、あなたを守られます。

主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。

主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。

父と子と聖霊のみ名によって。



34 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。

教会讃美歌 393

1.わが主イェスよ われをとらえ

  わが持つ剣を くだきたまえ。

  さらば勝利 自由もみな

  ただ主によりてぞ わがものなる。

2.風のごとく 変わるこころ

  恵みのなわもて つなぎたまえ。

  たぐいもなき 愛によりて

  よわきわが心 強めらるる。
 
3.主に仕うる わがこころを

  あまつ風おくり もやしたまえ。

  世をうごかす ちからなき身

  ただ主にたよりて 勝ちをぞうけん。
 
4.わがこころは 主のものなり

  ほまれを求めず み前に伏し

  主のいのちに 生かされつつ

  とこしえのさかえ み手より受けん。

  アーメン



後奏


黙祷

後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう



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