聖霊降臨後第10主日(A.D.2024/7/28)
※式文中の青文字部分は歌う部分です。赤字は新賛美歌の歌詞を示します。日本基督教団の著作権で新しい印刷本はこうなっています。賛美の際は、お手持ちのいずれの讃美歌の歌詞でも、どちらを歌われても結構です。礼拝前15分は、席に着き黙祷をして備えましょう。
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 171番(全節)
1)かがやく 日を仰ぐとき月星 ながむるとき、いかずち 鳴りわたるときまことの み神をおもぅ。(おりかえし)わがたま いざたたえよ 大いなる み神を、わがたま いざたたえよ 大いなる み神を、2)森にて 鳥の音を聞きそびゆる 山にのぼり谷間の 流れの声にまことの み神をおもぅ。(おりかえし)わがたま いざたたえよ 大いなる み神を、わがたま いざたたえよ 大いなる み神を3)み神は 世人を愛し、ひとりの み子をくだし世人の 救いのために、十字架に かからせたり。(おりかえし)わがたま いざたたえよ 大いなる み神を、わがたま いざたたえよ 大いなる み神を、4)あめつち つくりし神は人をも つくりかえて正しく きよきたましい持つ身と ならしめたもぅ。(おりかえし)わがたま いざたたえよ 大いなる み神を、わがたま いざたたえよ 大いなる み神を、
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)私たちは、父なる神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、主イエス・キリストのみ名によって赦しを願いましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)恵みの神様。あなたは私たちの心に、御言を慕い、真理に飢え渇く思いを起こしてくださいます。御子こそ天よりのまことのパンであることを悟り、このパンを世の全ての人びとと分かち合うことができますように。救い主イエス・キリストによって祈ります。
アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読
司)本日の第1の朗読は、
列王記下 4:42~44 (旧583)
42一人の男がバアル・シャリシャから初物のパン、大麦パン二十個と新しい穀物を袋に入れて神の人のもとに持って来た。神の人は、「人々に与えて食べさせなさい」と命じたが、 43召し使いは、「どうしてこれを百人の人々に分け与えることができましょう」と答えた。エリシャは再び命じた。「人々に与えて食べさせなさい。主は言われる。『彼らは食べきれずに残す。』」 44召し使いがそれを配ったところ、主の言葉のとおり彼らは食べきれずに残した。
2)第2の朗読
司)本日の第2の朗読は、
エフェソの信徒への手紙 3:14-21(新355)
14こういうわけで、わたしは御父の前にひざまずいて祈ります。 15御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。 16どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、 17信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。 18また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、 19人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。
20わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、 21教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくありますように、アーメン。
・・・本日の日課を終わります。
11 ハレルヤ唱
福音の朗読に備えて一同起立をします。
12 福音書または主要日課の朗読
福音を一同起立して聴きます。
司)本日の福音は
ヨハネによる福音書 6:1-21(新174)
1その後、イエスはガリラヤ湖、すなわちティベリアス湖の向こう岸に渡られた。 2大勢の群衆が後を追った。イエスが病人たちになさったしるしを見たからである。 3イエスは山に登り、弟子たちと一緒にそこにお座りになった。 4ユダヤ人の祭りである過越祭が近づいていた。 5イエスは目を上げ、大勢の群衆が御自分の方へ来るのを見て、フィリポに、「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われたが、 6こう言ったのはフィリポを試みるためであって、御自分では何をしようとしているか知っておられたのである。 7フィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えた。 8弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、イエスに言った。 9「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」 10イエスは、「人々を座らせなさい」と言われた。そこには草がたくさん生えていた。男たちはそこに座ったが、その数はおよそ五千人であった。 11さて、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。 12人々が満腹したとき、イエスは弟子たちに、「少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい」と言われた。 13集めると、人々が五つの大麦パンを食べて、なお残ったパンの屑で、十二の籠がいっぱいになった。 14そこで、人々はイエスのなさったしるしを見て、「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」と言った。 15イエスは、人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、ひとりでまた山に退かれた。
16夕方になったので、弟子たちは湖畔へ下りて行った。 17そして、舟に乗り、湖の向こう岸のカファルナウムに行こうとした。既に暗くなっていたが、イエスはまだ彼らのところには来ておられなかった。 18強い風が吹いて、湖は荒れ始めた。 19二十五ないし三十スタディオンばかり漕ぎ出したころ、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、彼らは恐れた。 20イエスは言われた。「わたしだ。恐れることはない。」 21そこで、彼らはイエスを舟に迎え入れようとした。すると間もなく、舟は目指す地に着いた。
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 325番(全節)
1) 神のまこと、み恵みは 大空にひろがり
神の義は山を越え 町と村をつつむ。
2) 神の愛はいとふかく 神の知恵は高し、
ものみなの嘆きをば 神はみすてまさず。
3) 神の深きあわれみは わがすみかを支え
みつばさにはぐくみて われを守りたまわん。
4) 荒れし地には水わきて わがたまをうるおす
主のいのち満ちみちて 永遠の光尽きず。アーメン
14 説教
私たちの父なる神と主イエス・キリストから 恵みと平安とが、あなたがたにあるように。
「パンの増える奇蹟の意味すること」
徳弘浩隆牧師/代読:浅井道子姉
人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が。あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るように。
15 感謝の歌
司)本日の感謝の歌を歌いましょう。
教会讃美歌 439番(全節)
1)みんな みたまによって、 ひとつ、
みんな 主イェスにあって、 ひとつ、
みんな ひとつになるよう、 いのる。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
2)みんな 歩いていこう、 ともに、
みんな 手をとりゆこう、 ともに、
み神の みわざひろめてゆこう。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
3)みんな 仕事をしよう、 ともに、
みんな 力をあわそう、 ともに、
みんな いたわりほめあいながら。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
4)みんな ほめよう父の神を、
みんな ほめようみ子主イェスを、
みんな ほめようみたまの神を。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
16 信仰の告白
使徒信条
司)使徒信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。
そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とを裁かれます。
聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠の命を信じます。
アーメン
奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
(1)憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。 私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。 あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。(2)主よ。ここにささげる感謝と奉仕のしるしを祝福してください。どうかあなたの栄光のために、私たちのすべてを用いてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります(3)主よ。あなたの民のささげたものと、祈りと 賛美をかえりみてください。私たちが、主と隣人に喜びをもって仕えつつ、天の祝宴の光栄に至ることができるよう 私たちの奉仕の信仰を堅くしてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります
派遣の部
20 祝福の挨拶
21 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
22 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
>教区:新霊山教会(渡邉 克博 牧師、明⽐ 輝代彦 牧師)を覚えて
◆礼拝に集うことの叶わぬ兄弟姉妹の上に神様の豊かな祝福とお守りがありますように。
◆教会の宣教の業を通して新たな信仰者が起こしてください。
◆ デンマーク牧場福祉会の諸施設をあなたのお⼒で導いてください。
>高蔵寺教会
◆暑さの中、ご高齢、ご病気の方々のために。
◆信徒会の後みんなで取り組む下半期の教会活動の活性化のため。
◆8/10の教区青年+外国メンバー集会と、当教会からの参加者のために。
父なる神よ。私たちの祈りを聞きとどけてください。私たちの思いと願いを越えたみ心によって、憐れみと愛のうちに私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
主の祈り
全)天の父よ。
み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
23 祝福
一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)主があなたを祝福し、
あなたを守られるように。主がみ顔をもってあなたを照らし、
あなたに恵みを与えられるように。主がみ顔をあなたに向け、
あなたに平安を賜わるように。
父と子と聖霊のみ名によって。
24 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 423 番(全節)
1)わがささぐる ものはすべて
神よりうけたる たまものなり。
2)ゆだねたもう 主の恵みに
初穂をささげて こたえまつらん。
3)檻をはなれ 傷つきふす
迷える羊は ちまたに満つ。
4)闇にまよう 友を助け
み使いのわざを われもはげまん。
5)主のいのちと 平和を世に
もたらすわざこそ みむねなれば。
後奏
黙祷
後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう
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