聖霊降臨後最終主日(永遠の王キリスト)
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 290番(1節、3節)
1)ガリラヤの風 かおるあたり
「神のみ国は 近づけり」と
告げられしより すでに久し、
「来たらせたまえ 主よ、み国を」。
2)たたかいの日に いこいの夜に
み国をしたう あつき祈り
絶ゆることなく 捧げられぬ。
「来たらせたまえ 主よみ国を」。
アーメン
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)主イエス・キリストは、私たちが罪のゆえに受くべき死と苦しみを負い、十字架に渡され、神のみ旨を全うし、死から復活し、救いを成し遂げてくださいました。
また、主は私たちに聖餐の礼典を設けてくださいました。それは、私たちが主イエス・キリストによる救いを信じ、主に従い、主の戒めを守り、主が私たちを愛されたように私たちが愛をもって互いに仕えるためです。
私たちは使徒パウロの勧めに従って、神のみ前に罪をざんげし、この礼典にあずかり、主の死と復活における聖なる慰めと力とに満たされましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆) 力と強さあふれる神様。御子は私たちに仕える道を示してくださいました。恵みの富を受け継ぐ者として、正しいことを知る知恵と、あなたの造られた世界に仕える力を与えてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読
司)本日の第1の朗読は、
エゼキエル書 34:11-16&20-24 (旧1352)
11まことに、主なる神はこう言われる。見よ、わたしは自ら自分の群れを探し出し、彼らの世話をする。 12牧者が、自分の羊がちりぢりになっているときに、その群れを探すように、わたしは自分の羊を探す。わたしは雲と密雲の日に散らされた群れを、すべての場所から救い出す。 13わたしは彼らを諸国の民の中から連れ出し、諸国から集めて彼らの土地に導く。わたしはイスラエルの山々、谷間、また居住地で彼らを養う。 14わたしは良い牧草地で彼らを養う。イスラエルの高い山々は彼らの牧場となる。彼らはイスラエルの山々で憩い、良い牧場と肥沃な牧草地で養われる。 15わたしがわたしの群れを養い、憩わせる、と主なる神は言われる。 16わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。しかし、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは公平をもって彼らを養う。
20それゆえ、主なる神は彼らにこう言われる。わたし自身が、肥えた羊とやせた羊の間を裁く。 21お前たちは、脇腹と肩ですべての弱いものを押しのけ、角で突き飛ばし、ついには外へ追いやった。 22しかし、わたしはわが群れを救い、二度と略奪にさらされないようにする。そして、羊と羊との間を裁く。
23わたしは彼らのために一人の牧者を起こし、彼らを牧させる。それは、わが僕ダビデである。彼は彼らを養い、その牧者となる。 24また、主であるわたしが彼らの神となり、わが僕ダビデが彼らの真ん中で君主となる。主であるわたしがこれを語る。
2)第2の朗読
司)本日の第2の朗読は、
エフェソの信徒への手紙 1:15~23 (新352)
15こういうわけで、わたしも、あなたがたが主イエスを信じ、すべての聖なる者たちを愛していることを聞き、 16祈りの度に、あなたがたのことを思い起こし、絶えず感謝しています。 17どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、 18心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。 19また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。 20神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、 21すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました。 22神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。 23教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。
マタイによる福音書 25:31~46 (新50)
31「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。 32そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、 33羊を右に、山羊を左に置く。 34そこで、王は右側にいる人たちに言う。『さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。 35お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ、旅をしていたときに宿を貸し、 36裸のときに着せ、病気のときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからだ。』 37すると、正しい人たちが王に答える。『主よ、いつわたしたちは、飢えておられるのを見て食べ物を差し上げ、のどが渇いておられるのを見て飲み物を差し上げたでしょうか。 38いつ、旅をしておられるのを見てお宿を貸し、裸でおられるのを見てお着せしたでしょうか。 39いつ、病気をなさったり、牢におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。』 40そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』
41それから、王は左側にいる人たちにも言う。『呪われた者ども、わたしから離れ去り、悪魔とその手下のために用意してある永遠の火に入れ。 42お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせず、のどが渇いたときに飲ませず、 43旅をしていたときに宿を貸さず、裸のときに着せず、病気のとき、牢にいたときに、訪ねてくれなかったからだ。』 44すると、彼らも答える。『主よ、いつわたしたちは、あなたが飢えたり、渇いたり、旅をしたり、裸であったり、病気であったり、牢におられたりするのを見て、お世話をしなかったでしょうか。』 45そこで、王は答える。『はっきり言っておく。この最も小さい者の一人にしなかったのは、わたしにしてくれなかったことなのである。』 46こうして、この者どもは永遠の罰を受け、正しい人たちは永遠の命にあずかるのである。」
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 388番(1節、3節)
1)とうとき血をもて われらを救い
ひとりのほろびも 主は嘆きたもぅ。
つきせぬめぐみを そそぎたまいて
罪あるものをも あわれみたもう。
3)まずしきわがわざ 主は愛でたまい
「わがためなしたる 業」とぞのたもぅ。
めぐみのみ神よ まずしきものに
つかうるよろこび 知らしめたまえ。
アーメン
14 説教
「あの時の あの人は・・・」
徳弘浩隆牧師
15 感謝の歌 省略
16 信仰の告白
ニケヤ信条
司)ニケヤ信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天と地、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。
唯一の主イエス・キリストを私は信じます。
主は神のひとり子であって、すべての世に先立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。
主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。
罪の赦しの唯一の洗礼を私は受けいれます。
死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。
アーメン
奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。
私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。
あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
聖餐の部
20 聖餐の歌
司)教会讃美歌 480番(1節、4節)
1)罪のこの世に 別れを告げ
むなしきわざを うちしりぞけ、
神に仕えし 者のいこう
あまつみ国を したい仰ぐ。
4)主よわが霊を 脇にいだき
危きときも まもりたまえ。
愛のみもとに いこうものを
主イェスは永遠に 祝したもう。
21 序詞
22 その日の序詞
司)聖なる主全能の父永遠の神よ。
いつどこででも、私たちの主イエス・キリストにより、あなたに感謝するのは当然であり、またふさわしいことです。
あなたのみ子主イエス・キリストはこの(週の初めの)日、死と墓を砕き、栄光の復活によって、永遠のいのちへの道を私たちに開いてくださいました。
今、地にあるすべての教会は、あなたのみ名をあがめ、永遠の讃美を天にある天使の群れと共に声を合わせて歌います。
23 サンクツウス(聖なる)
24 設定
設定は一同起立して行ないます。
司)
私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい」。
食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。
25 主の祈り
司)祈りましょう。
全)天の父よ。
み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
26 平和の挨拶
27 アグヌス デイ(神の小羊)
28 聖餐への招きと聖餐
司)洗礼の礼典にあずかったかたは、聖卓へお進みください。
洗礼をお受けになっていない方には祝福のお祈りをさせていただきます。どうぞ、前へお進みくださり、「祝福を」とおっしゃってください。
配餐に際して言う。
司)あなたのために与えられた
キリストのからだです。
衆)アーメン
司)あなたのために流された
キリストの血です。
衆)アーメン
配餐後に祝福をする。(起立)
司)私たちの主イエス・キリストのからだとその貴い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。
衆)アーメン
29 聖餐の感謝
司)全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また互いに愛をもって仕えることができるように私たちを強めてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
派遣の部
30 祝福の挨拶
31 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
32 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
また、慰め主なる聖霊と聖なる教会と恵みの手段と信仰の交わりと。永遠のいのちとを与えてくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
司)祈りましょう。
>高蔵寺教会
◆ご高齢、ご病気の方々のために。教区内の牧師達の健康のために。
◆クリスマスの諸行事と、参加する方々のために。青年外国メンバクリスマス、CSクリスマス、24日クリスマス礼拝
>教区:富士教会(主任:光延 博 牧師 説教応援:木下 海龍 牧師)を覚えて
◆説教奉仕をしてくださる木下海龍 牧師の健康が守られますように。
◆教会員一人ひとりの健康が支えられ、試練に打ち克つ強い信仰を持 つことが出来ますように。また、信徒礼拝が守られますように。
司)父なる神よ。私たちの祈りを聞き届けてください。私たちの思いと願いを超えたみ心によって、憐れみと愛のうちに 私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
33 祝福
一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)
主があなたを祝福し、あなたを守られます。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。
父と子と聖霊のみ名によって。
34 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 410番(1節、3節)
1)救いのぬし主よ わたくしたちを
牧場に導き お守りくださぃ、
とうといイェスさま わたくしたちは
恵みを喜ぶ あなたの子供。
3)罪ある者にも あわれみぶかく
ゆるしの恵みを 与えるきみよ、
とうといイェスさま わたくしたちを
あなたのみそばに ゆかせてください。
後奏
黙祷
後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう
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