顕現後第5主日(AD2024/02/04)
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 151番(全節)
1.ひとの目には 見えねども神の知恵は かぎりなし。
力つよき そのみ名を
われらすべて ほめまつらん。
2.永遠に絶えず わが神は
ちから満ちて おさめたもぅ。
その義たかく 山のごと
愛の雲は 湧きあふる。
3.すべていのち 与えたもぅ。
日ごとともに いましたもぅ。
やがて朽つる われなれど
永遠にいます わが神は。
4.きよきひかり かがやきて
さかえ満てる わが神を
あがめうたう み使いと
われらともに ほめたたえん。
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)主イエス・キリストは、私たちが罪のゆえに受くべき死と苦しみを負い、十字架に渡され、神のみ旨を全うし、死から復活し、救いを成し遂げてくださいました。
また、主は私たちに聖餐の礼典を設けてくださいました。それは、私たちが主イエス・キリストによる救いを信じ、主に従い、主の戒めを守り、主が私たちを愛されたように私たちが愛をもって互いに仕えるためです。
私たちは使徒パウロの勧めに従って、神のみ前に罪をざんげし、この礼典にあずかり、主の死と復活における聖なる慰めと力とに満たされましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆) 永遠の神様。あなたは弱い者を強くし、よろめく人を支えてくださいます。あなたの癒しと健やかな命の使者として、世界の隅々にまで良き訪れを知らせるために、私たちをお遣わしください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読
司)本日の第1の朗読は、
イザヤ書 40:21~31 (旧1125)
21お前たちは知ろうとせず聞こうとしないのか
初めから告げられてはいなかったのか
理解していなかったのか、地の基の置かれた様を。
22主は地を覆う大空の上にある御座に着かれる。
地に住む者は虫けらに等しい。
主は天をベールのように広げ、天幕のように張り
その上に御座を置かれる。
23主は諸侯を無に等しいものとし
地を治める者をうつろなものとされる。
24彼らは植えられる間もなく、種蒔かれる間もなく
地に根を張る間もなく
風が吹きつけてこれを枯らす。
嵐がわらのように巻き上げる。
25お前たちはわたしを誰に似せ
誰に比べようとするのか、と聖なる神は言われる。
26目を高く上げ、誰が天の万象を創造したかを見よ。
それらを数えて、引き出された方
それぞれの名を呼ばれる方の
力の強さ、激しい勢いから逃れうるものはない。
27ヤコブよ、なぜ言うのか
イスラエルよ、なぜ断言するのか
わたしの道は主に隠されている、と
わたしの裁きは神に忘れられた、と。
28あなたは知らないのか、聞いたことはないのか。
主は、とこしえにいます神
地の果てに及ぶすべてのものの造り主。
倦むことなく、疲れることなく
その英知は究めがたい。
29疲れた者に力を与え
勢いを失っている者に大きな力を与えられる。
30若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが
31主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
2)第2の朗読
司)本日の第2の朗読は、
コリントの信徒への手紙1 9:16~23 (新311)
16もっとも、わたしが福音を告げ知らせても、それはわたしの誇りにはなりません。そうせずにはいられないことだからです。福音を告げ知らせないなら、わたしは不幸なのです。 17自分からそうしているなら、報酬を得るでしょう。しかし、強いられてするなら、それは、ゆだねられている務めなのです。 18では、わたしの報酬とは何でしょうか。それは、福音を告げ知らせるときにそれを無報酬で伝え、福音を伝えるわたしが当然持っている権利を用いないということです。
19わたしは、だれに対しても自由な者ですが、すべての人の奴隷になりました。できるだけ多くの人を得るためです。 20ユダヤ人に対しては、ユダヤ人のようになりました。ユダヤ人を得るためです。律法に支配されている人に対しては、わたし自身はそうではないのですが、律法に支配されている人のようになりました。律法に支配されている人を得るためです。 21また、わたしは神の律法を持っていないわけではなく、キリストの律法に従っているのですが、律法を持たない人に対しては、律法を持たない人のようになりました。律法を持たない人を得るためです。 22弱い人に対しては、弱い人のようになりました。弱い人を得るためです。すべての人に対してすべてのものになりました。何とかして何人かでも救うためです。 23福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。
マルコによる福音書 1:29~39(新62)
29すぐに、一行は会堂を出て、シモンとアンデレの家に行った。ヤコブとヨハネも一緒であった。 30シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていたので、人々は早速、彼女のことをイエスに話した。 31イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同をもてなした。 32夕方になって日が沈むと、人々は、病人や悪霊に取りつかれた者を皆、イエスのもとに連れて来た。 33町中の人が、戸口に集まった。 34イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。悪霊はイエスを知っていたからである。
35朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。 36シモンとその仲間はイエスの後を追い、 37見つけると、「みんなが捜しています」と言った。 38イエスは言われた。「近くのほかの町や村へ行こう。そこでも、わたしは宣教する。そのためにわたしは出て来たのである。」 39そして、ガリラヤ中の会堂に行き、宣教し、悪霊を追い出された。
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 424番(全節)
1.この世のつとめ いとせわしく
ひとの声のみ しげきときに、
祈りにしばし 逃れてゆきて、
われは聞くなり 主のみ声を。
2.昔主イェスの 山に野べに
人をはなれて 聞きたまいし
いともとうとき み神の声、
今なおひびく わが心に。
3.主よさわがしき 世のちまたに
われを忘れて いそしむまも
ほそきみ声を 聞きわけうる
しずけき心 あたえたまえ。
アーメン
14 説教
「そのために わたしは出て来た」
徳弘浩隆牧師
15 感謝の歌 省略
16 信仰の告白
ニケヤ信条
司)ニケヤ信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天と地、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。
唯一の主イエス・キリストを私は信じます。
主は神のひとり子であって、すべての世に先立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。
主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。
罪の赦しの唯一の洗礼を私は受けいれます。
死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。
アーメン
奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。
私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。
あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
聖餐の部
20 聖餐の歌
司)教会讃美歌 439番(全節)
1.みんな みたまによって、ひとつ、
みんな 主イェスにあって、ひとつ、
みんな ひとつになるよう、いのる。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
2.みんな 歩いていこう、ともに、
みんな 手をとりゆこう、ともに、
み神の みわざひろめてゆこう。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
3.みんな 仕事をしよう、ともに、
みんな 力をあわそう、ともに、
みんな いたわりほめあいながら。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
4.みんな ほめよう父の神を、
みんな ほめようみ子主イェスを、
みんな ほめようみたまの神を。
(おりかえし)
ひとにしらそう 神のわざを、
その愛を おぼえつつ。
21 序詞
22 その日の序詞
司)聖なる主全能の父永遠の神よ。
いつどこででも、私たちの主イエス・キリストにより、あなたに感謝するのは当然であり、またふさわしいことです。
あなたはみ子を私たちのただ中に与え、栄光と愛を現わしてくださいました。み子の輝く光のもとで闇の世界は消えゆきます。
今、地にあるすべての教会は、あなたのみ名をあがめ、永遠の讃美を天にある天使の群れと共に声を合わせて歌います。
23 サンクツウス(聖なる)
24 設定
設定は一同起立して行ないます。
司)
私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい」。
食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。
25 主の祈り
司)祈りましょう。
全)天の父よ。み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
26 平和の挨拶
27 アグヌス デイ(神の小羊)
28 聖餐への招きと聖餐
司)洗礼の礼典にあずかったかたは、聖卓へお進みください。
洗礼をお受けになっていない方には祝福のお祈りをさせていただきます。どうぞ、前へお進みくださり、「祝福を」とおっしゃってください。
配餐に際して言う。
司)あなたのために与えられた
キリストのからだです。
衆)アーメン
司)あなたのために流された
キリストの血です。
衆)アーメン
配餐後に祝福をする。(起立)
司)私たちの主イエス・キリストのからだとその貴い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。
衆)アーメン
29 聖餐の感謝
司)全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また互いに愛をもって仕えることができるように私たちを強めてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
派遣の部
30 祝福の挨拶
31 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
32 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
また、慰め主なる聖霊と聖なる教会と恵みの手段と信仰の交わりと。永遠のいのちとを与えてくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
司)祈りましょう。
>高蔵寺教会
◆ご高齢、ご病気の方々のために。教区内の牧師達の健康のために。◆今年も教会が祝福され、多くの人が集い神の愛に出会えるように。
◆本日2月4日の高蔵寺教会定期総会のために。
>教区:浜松教会(渡邉 克博 牧師)を覚え
◆キリストの恵みに溢れる信仰生活を守る ことができますように。
◆母国を離れて浜松で暮らす兄弟姉妹の信仰をお守り下さい。
◆施設で暮らす方々の信仰をお守りください。
◆地域で信仰を求める方々の受け皿として用いてください。
司)父なる神よ。私たちの祈りを聞き届けてください。私たちの思いと願いを超えたみ心によって、憐れみと愛のうちに 私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
33 祝福
一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)
主があなたを祝福し、あなたを守られます。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。
父と子と聖霊のみ名によって。
34 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 285番(全節)
1.シオンよ、いそぎつたえよ、
「み神はひかりなれば
われらが、ほろびのやみに
失せゆくをのぞまず」と。
(おりかえし)
よろこびのおとずれ
いざやいそぎ世につたえん。
2.すべての民らに告げよ
「み神は愛にませば
われらの救いのために
ひとり子をたまえり」と。
(おりかえし)
よろこびのおとずれ
いざやいそぎ世につたえん。
3.シオンよ、 子らをつかわし
ひたすらわざをはげめ、
主の日を迎うるために、
ともどもに、 祈りつつ。
(おりかえし)
よろこびのおとずれ
いざやいそぎ世につたえん。
4.恵みをいそぎつたえよ、
主の日の来るはちかし。
シオンよ、 み国のかどへ
世のひとをみちびけよ。
(おりかえし)
よろこびのおとずれ
いざやいそぎ世につたえん。
後奏
黙祷
後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう
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