聖霊降臨後第5主日(AD2024/6/23)
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 382番(全節)
1)ここは神の 世界なれば
あめなる調べは 四方に聞こゆ。
岩も木々も 空も海も
くすしきみ業を さやに示す。
2)ここは神の 世界なれば
野ゆりも小鳥も 神をたたう。
かぜにそよぐ 草木にすら
とうときみ神の み声を聞く。
3)ここは神の 世界なれば
悪魔のちからは やがてほろぶ。
わがこころよ などて嘆く、
王なるわが神 世をすべます。
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)主イエス・キリストは、私たちが罪のゆえに受くべき死と苦しみを負い、十字架に渡され、神のみ旨を全うし、死から復活し、救いを成し遂げてくださいました。
また、主は私たちに聖餐の礼典を設けてくださいました。それは、私たちが主イエス・キリストによる救いを信じ、主に従い、主の戒めを守り、主が私たちを愛されたように私たちが愛をもって互いに仕えるためです。
私たちは使徒パウロの勧めに従って、神のみ前に罪をざんげし、この礼典にあずかり、主の死と復活における聖なる慰めと力とに満たされましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)すべてのものの創り主・永遠に輝く神様。あなたは海と陸を治め、光と風を司られます。強い御手で導き守り、あなたの知恵で諭してください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読
司)本日の第1の朗読は、
ヨブ記 38:1~11(旧826)
1主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。
2これは何者か。
知識もないのに、言葉を重ねて
神の経綸を暗くするとは。
3男らしく、腰に帯をせよ。
わたしはお前に尋ねる、わたしに答えてみよ。
4わたしが大地を据えたとき
お前はどこにいたのか。
知っていたというなら
理解していることを言ってみよ。
5誰がその広がりを定めたかを知っているのか。
誰がその上に測り縄を張ったのか。
6基の柱はどこに沈められたのか。
誰が隅の親石を置いたのか。
7そのとき、夜明けの星はこぞって喜び歌い
神の子らは皆、喜びの声をあげた。
8海は二つの扉を押し開いてほとばしり
母の胎から溢れ出た。
9わたしは密雲をその着物とし
濃霧をその産着としてまとわせた。
10しかし、わたしはそれに限界を定め
二つの扉にかんぬきを付け
11「ここまでは来てもよいが越えてはならない。
高ぶる波をここでとどめよ」と命じた。
2)第2の朗読
司)本日の第2の朗読は、
コリントの信徒への手紙2 6:1-13(新331)
1わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。 2なぜなら、
「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。
救いの日に、わたしはあなたを助けた」
と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。 3わたしたちはこの奉仕の務めが非難されないように、どんな事にも人に罪の機会を与えず、 4あらゆる場合に神に仕える者としてその実を示しています。大いなる忍耐をもって、苦難、欠乏、行き詰まり、 5鞭打ち、監禁、暴動、労苦、不眠、飢餓においても、 6純真、知識、寛容、親切、聖霊、偽りのない愛、 7真理の言葉、神の力によってそうしています。左右の手に義の武器を持ち、 8栄誉を受けるときも、辱めを受けるときも、悪評を浴びるときも、好評を博するときにもそうしているのです。わたしたちは人を欺いているようでいて、誠実であり、 9人に知られていないようでいて、よく知られ、死にかかっているようで、このように生きており、罰せられているようで、殺されてはおらず、 10悲しんでいるようで、常に喜び、貧しいようで、多くの人を富ませ、無一物のようで、すべてのものを所有しています。
11コリントの人たち、わたしたちはあなたがたに率直に語り、心を広く開きました。 12わたしたちはあなたがたを広い心で受け入れていますが、あなたがたは自分で心を狭くしています。 13子供たちに語るようにわたしは言いますが、あなたがたも同じように心を広くしてください。
マルコによる福音書 4:35-41(新68)35その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。 36そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。 37激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった。 38しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして、「先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか」と言った。 39イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。 40イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」 41弟子たちは非常に恐れて、「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 409番(全節)
1)この世の海に 船出しゆけば
風は吹き荒れ 波はさかまく、
主よ先だちて 導きたまえ。
2)おさなごさとす 母のごとくに
み声たまわば 波もしずまる、
主よ先だちて 導きたまえ。
3)かなたの岸辺 近づきくれば
愛の主イェスの み声きこゆる
「おそるるなかれ われは導く」。
アーメン
14 説教
「人生の荒波、心の荒波」
徳弘浩隆牧師
15 感謝の歌 省略
16 信仰の告白
ニケヤ信条
司)ニケヤ信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天と地、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。
唯一の主イエス・キリストを私は信じます。
主は神のひとり子であって、すべての世に先立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。
主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。
罪の赦しの唯一の洗礼を私は受けいれます。
死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。
アーメン
奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。
私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。
あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
聖餐の部
20 聖餐の歌
司)教会讃美歌 262番(全節)
1)みんなでパンを分けよぅ、
みんなでパンを分けよぅ。
朝日に向かい、 ひざまずくわれを
主よ、あわれみたまえ。
2)主のさかずきをのもう、
主のさかずきをのもう。
朝日に向かい、 ひざまずくわれを
主よ、あわれみたまえ。
3)みんなで神をほめよぅ、
みんなで神をほめよぅ。
朝日に向かい、 ひざまずくわれを
主よ、あわれみたまえ。
21 序詞
22 その日の序詞
司)聖なる主全能の父永遠の神よ。
いつどこででも、私たちの主イエス・キリストにより、あなたに感謝するのは当然であり、またふさわしいことです。
あなたのみ子主イエス・キリストはこの(週の初めの)日、死と墓を砕き、栄光の復活によって、永遠のいのちへの道を私たちに開いてくださいました。
今、地にあるすべての教会は、あなたのみ名をあがめ、永遠の讃美を天にある天使の群れと共に声を合わせて歌います。
23 サンクツウス(聖なる)
24 設定
設定は一同起立して行ないます。
司)
私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい」。
食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。
25 主の祈り
司)祈りましょう。
全)天の父よ。み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
26 平和の挨拶
27 アグヌス デイ(神の小羊)
28 聖餐への招きと聖餐
司)洗礼の礼典にあずかったかたは、聖卓へお進みください。
洗礼をお受けになっていない方には祝福のお祈りをさせていただきます。どうぞ、前へお進みくださり、「祝福を」とおっしゃってください。
配餐に際して言う。
司)あなたのために与えられた
キリストのからだです。
衆)アーメン
司)あなたのために流された
キリストの血です。
衆)アーメン
配餐後に祝福をする。(起立)
司)私たちの主イエス・キリストのからだとその貴い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。
衆)アーメン
29 聖餐の感謝
司)全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また互いに愛をもって仕えることができるように私たちを強めてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
派遣の部
30 祝福の挨拶
31 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
32 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
また、慰め主なる聖霊と聖なる教会と恵みの手段と信仰の交わりと。永遠のいのちとを与えてくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
司)祈りましょう。
>教区:清水教会(主任:笠井春子牧師)を覚えて
◆移民を大切にすることができますように。
◆喜びと悲しみを分かち合いつつ、福音を宣べ伝えられますように。
◆ご高齢の方、病を抱えておられる方の健康が支えられ、主にある交わりが保たれますように。
>高蔵寺教会
◆ご高齢、ご病気の方々のために。
◆祈りと力を合わせて、高蔵寺教会の更なる教会成長を。
◆教会学校の働きと、夏のイベント「ハープコンサート」のために。
司)父なる神よ。私たちの祈りを聞き届けてください。私たちの思いと願いを超えたみ心によって、憐れみと愛のうちに 私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
33 祝福
一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)
主があなたを祝福し、あなたを守られます。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。
父と子と聖霊のみ名によって。
34 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 337番(全節)
1)やすかれ わがこころよ、
主イェスは ともにいます。
いたみも くるしみをも
しずかに しのび耐えよ。
主イェスの ともにませば
たええぬ なやみはなし。
2)やすかれ わがこころよ、
なみかぜ 猛るときも、
恐れも 悲しみをも
みむねに すべてゆだねん。
み手もて みちびきたもぅ
のぞみの 岸はちかし。
3)やすかれ わがこころよ、
つき日の 移ろいなき
み国は やがて来たらん。
うれいは 永久に消えて
かがやく みかお仰ぐ
いのちの さちをぞうけん。
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