聖霊降臨後第6主日(A.D.2024/6/30)
※式文中の青文字部分は歌う部分です。赤字は新賛美歌の歌詞を示します。日本基督教団の著作権で新しい印刷本はこうなっています。賛美の際は、お手持ちのいずれの讃美歌の歌詞でも、どちらを歌われても結構です。礼拝前15分は、席に着き黙祷をして備えましょう。
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 205番(全節)
1)わがたま目さめよ、あしたの光さし来ぬ。
いそしめわが主の 奇しきみわざにこたえて。
2)喜びむかえよ くらきをやぶる朝日を。
いざゆけつとめに やすけき夜の間は終わりぬ。
3)幸わいたまえや まさみち進むわが身を。
みちびきたまえや 悪魔のみちに迷うとき。
4)したがえみ声に 求めよ神のたまもの。
ひかりのみ霊は われらに宿りてかがやく。
5)ときわのみ神に さかえとほまれあれかし。
父み子み霊を とこよにたたえてあがめよ。
アーメン
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)私たちは、父なる神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、主イエス・キリストのみ名によって赦しを願いましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)憐れみ深い全能の神様。あなたの民の祈りを聞いてください。あらゆる危害から私たちを堅く守り、信仰と希望のうちに私たちを成長させてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読司)本日の第1の朗読は、
哀歌 3:22~33 (旧1289)
22主の慈しみは決して絶えない。
主の憐れみは決して尽きない。
23それは朝ごとに新たになる。
「あなたの真実はそれほど深い。
24主こそわたしの受ける分」とわたしの魂は言い
わたしは主を待ち望む。
25主に望みをおき尋ね求める魂に
主は幸いをお与えになる。
26主の救いを黙して待てば、幸いを得る。
27若いときに軛を負った人は、幸いを得る。
28軛を負わされたなら
黙して、独り座っているがよい。
29塵に口をつけよ、望みが見いだせるかもしれない。
30打つ者に頬を向けよ
十分に懲らしめを味わえ。
31主は、決して
あなたをいつまでも捨て置かれはしない。
32主の慈しみは深く
懲らしめても、また憐れんでくださる。
33人の子らを苦しめ悩ますことがあっても
それが御心なのではない。
2)第2の朗読司)本日の第2の朗読は、
コリントの信徒への手紙2 8:7-15(新334)
7あなたがたは信仰、言葉、知識、あらゆる熱心、わたしたちから受ける愛など、すべての点で豊かなのですから、この慈善の業においても豊かな者となりなさい。
8わたしは命令としてこう言っているのではありません。他の人々の熱心に照らしてあなたがたの愛の純粋さを確かめようとして言うのです。 9あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためだったのです。 10この件についてわたしの意見を述べておきます。それがあなたがたの益になるからです。あなたがたは、このことを去年から他に先がけて実行したばかりでなく、実行したいと願ってもいました。 11だから、今それをやり遂げなさい。進んで実行しようと思ったとおりに、自分が持っているものでやり遂げることです。 12進んで行う気持があれば、持たないものではなく、持っているものに応じて、神に受け入れられるのです。 13他の人々には楽をさせて、あなたがたに苦労をかけるということではなく、釣り合いがとれるようにするわけです。 14あなたがたの現在のゆとりが彼らの欠乏を補えば、いつか彼らのゆとりもあなたがたの欠乏を補うことになり、こうして釣り合いがとれるのです。
15「多く集めた者も、余ることはなく、
わずかしか集めなかった者も、
不足することはなかった」と書いてあるとおりです。
・・・本日の日課を終わります。
11 ハレルヤ唱福音の朗読に備えて一同起立をします。
12 福音書または主要日課の朗読
福音を一同起立して聴きます。司)本日の福音は
マルコによる福音書 5:21-43(新70)
21イエスが舟に乗って再び向こう岸に渡られると、大勢の群衆がそばに集まって来た。イエスは湖のほとりにおられた。 22会堂長の一人でヤイロという名の人が来て、イエスを見ると足もとにひれ伏して、 23しきりに願った。「わたしの幼い娘が死にそうです。どうか、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、娘は助かり、生きるでしょう。」 24そこで、イエスはヤイロと一緒に出かけて行かれた。
大勢の群衆も、イエスに従い、押し迫って来た。 25さて、ここに十二年間も出血の止まらない女がいた。 26多くの医者にかかって、ひどく苦しめられ、全財産を使い果たしても何の役にも立たず、ますます悪くなるだけであった。 27イエスのことを聞いて、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの服に触れた。 28「この方の服にでも触れればいやしていただける」と思ったからである。 29すると、すぐ出血が全く止まって病気がいやされたことを体に感じた。 30イエスは、自分の内から力が出て行ったことに気づいて、群衆の中で振り返り、「わたしの服に触れたのはだれか」と言われた。 31そこで、弟子たちは言った。「群衆があなたに押し迫っているのがお分かりでしょう。それなのに、『だれがわたしに触れたのか』とおっしゃるのですか。」 32しかし、イエスは、触れた者を見つけようと、辺りを見回しておられた。 33女は自分の身に起こったことを知って恐ろしくなり、震えながら進み出てひれ伏し、すべてをありのまま話した。 34イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」35イエスがまだ話しておられるときに、会堂長の家から人々が来て言った。「お嬢さんは亡くなりました。もう、先生を煩わすには及ばないでしょう。」 36イエスはその話をそばで聞いて、「恐れることはない。ただ信じなさい」と会堂長に言われた。 37そして、ペトロ、ヤコブ、またヤコブの兄弟ヨハネのほかは、だれもついて来ることをお許しにならなかった。 38一行は会堂長の家に着いた。イエスは人々が大声で泣きわめいて騒いでいるのを見て、 39家の中に入り、人々に言われた。「なぜ、泣き騒ぐのか。子供は死んだのではない。眠っているのだ。」 40人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスは皆を外に出し、子供の両親と三人の弟子だけを連れて、子供のいる所へ入って行かれた。 41そして、子供の手を取って、「タリタ、クム」と言われた。これは、「少女よ、わたしはあなたに言う。起きなさい」という意味である。 42少女はすぐに起き上がって、歩きだした。もう十二歳になっていたからである。それを見るや、人々は驚きのあまり我を忘れた。 43イエスはこのことをだれにも知らせないようにと厳しく命じ、また、食べ物を少女に与えるようにと言われた。
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。教会讃美歌 164番(全節)
1)わがたまよ、 主をほめよ いのちある限り
大いなる主のみ名を ほめたたえまつれ。
いのちのもとなる み神をたたえよ。
ハレルヤ、 ハレルヤ。
2)ほろぶべき世の君に 従うはむなし、
墓に入るそのときは ちりひじにかえらん。
こよなきたすけは ただ主にかかれり。
ハレルヤ、 ハレルヤ。
3)いとたかきわが神は み助けをたもう、
主を頼むひとの子は とこしえに栄えん。
主を仰ぐものを みもとに召したもう。
ハレルヤ、 ハレルヤ。
4)あめつちの造りぬし みちからの神は
地のうえの生けるもの ことごとく治む。
み神のことばは ときわに変わらじ。
ハレルヤ、ハレルヤ。
アーメン14 説教
私たちの父なる神と主イエス・キリストから 恵みと平安とが、あなたがたにあるように。
人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が。あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るように。
15 感謝の歌
司)本日の感謝の歌を歌いましょう。教会讃美歌 463番(全節)
1)主イェスに連なる 勇者たちて
せめ来る悪魔に 雄々しくむかえ、
一つとなりて 力をふるわん。
2.召されし聖徒も 主の血によりて
喜びいさみて 戦いぬきぬ。
勝利をめざし われらも進まん。
3)主イェスの血潮を この身に受けて
恵みのみ言葉 かざして進む。
み神の愛の われらにあれば。
4)主イェスの僕ら み前に集い
栄えの冠を たまわるその日
もろ声あわせ みわざをたたえん。
アーメン
16 信仰の告白
使徒信条
司)使徒信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。
そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とを裁かれます。
聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠の命を信じます。
アーメン奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
(1)憐れみ深い神よ。
あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。 私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。 あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
(2)主よ。
ここにささげる感謝と奉仕のしるしを祝福してください。どうかあなたの栄光のために、私たちのすべてを用いてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります
(3)主よ。あなたの民のささげたものと、祈りと 賛美をかえりみてください。私たちが、主と隣人に喜びをもって仕えつつ、天の祝宴の光栄に至ることができるよう 私たちの奉仕の信仰を堅くしてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります
派遣の部
20 祝福の挨拶
21 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
22 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
>教区:静岡教会(主任:光延博牧師)を覚えて
◆闘病生活の中にある方々に御癒しと 御守りの平安がありますように。
◆こどものひろばに集うこどもたちに 御祝福が豊かにありますように。
◆多くの方々が教会へ足を運ばれ、共に福音に与れますように。
>高蔵寺教会
◆ご高齢、ご病気の方々のために。◆信徒会の後、みんなで取り組む下半期の教会活動の活性化のために。
◆教会学校の働きと、夏の「ハープコンサート」7/27(土)のために。
父なる神よ。
私たちの祈りを聞きとどけてください。私たちの思いと願いを越えたみ心によって、憐れみと愛のうちに私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
主の祈り全)天の父よ。
み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
23 祝福一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)主があなたを祝福し、あなたを守られるように。
主がみ顔をもってあなたを照らし、
あなたに恵みを与えられるように。
主がみ顔をあなたに向け、
あなたに平安を賜わるように。父と子と聖霊のみ名によって。
24 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。教会讃美歌 498番(全節)
1)恵みをうけて よろこぶものよ
感謝のうたを 高らにうたえ。
父なる神は 雪ふるまえに
心くばりて 刈り入れたもう。
2)世界はすべて み神の畑
集めしみのり み前に捧ぐ。
悪しきも良きも ともに育ちて
刈りとる時に 主は分けたもう。
3)主は良きものを 喜びえらび
みもとにおさめ 貯えませど
み使いくだし 悪しきを抜きて
ほのおの中に 投げ入れたまわん。
4)主はとく来たり み民を集め
よきものえらび ときわにきよめ
みもとに召して 恵みをたもう。
その日は近し 備えはいかに。
後奏
黙祷
後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう
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