降誕主日(A.D.2023/12/24)
2023年12月24日
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 30番(全節)
1.
「平和のきみに みさかえあれ」と
み使いたちの たたうるうたを
喜び聞きて ともにぞ歌え
「ダビデの町に 生まれたまいし
救いのみ子に みさかえあれ」と。
2.
天なるみ座に いませしきみの
この世にくだり マリヤにやどり
うぶ声あげし 恵みをたたえん
「罪ある人の すがたをとりし
救いのみ子に みさかえあれ」と。
3.
平和のきみを いざほめまつれ、
光といのち たまわるみ子は
この世の人に 望みをあたう、
み使いたちと ともにぞ歌わん
「救いのみ子に みさかえあれ」と。
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)私たちは、父なる神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、主イエス・キリストのみ名によって赦しを願いましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださいます。
みことばの部
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)
すべての力の源、見えざる神様。あなたの光が世に来て、疲れた心に平和をもたらしてくださいました。私たちを闇から呼び出し、御子イエス・キリストのご降誕を宣べ伝える力を与えてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読
司)本日の第1の朗読は、
ルカ 2:1~7 (新103)
1そのころ、皇帝(こうてい)アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。 2これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。 3人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 4ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 5身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。 6ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 7初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
教会讃美歌 33番(全節)
1.
あら野のはてに 夕日は落ちて、
たえなるしらべ あめよりひびく。
グロリア イン エクセルシス デオ,
グロリア イン エクセルシス デオ。
2.
羊をまもる 野べの牧人、
あめなる歌を 喜び聞きぬ。
グロリア イン エクセルシス デオ,
グロリア イン エクセルシス デオ。
3.
みうたをききて 羊飼いらは、
まぶねにふせる み子をおがみぬ。
グロリア イン エクセルシス デオ,
グロリア イン エクセルシス デオ。
4.
きょうしもみ子は 生まれたまいぬ。
世界の民よ、 よろこびうたえ。
グロリア イン エクセルシス デオ,
グロリア イン エクセルシス デオ。
2)第2の朗読
司)本日の第2の朗読は、
ルカ 2:8~14 (新103)
愛8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。 9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。 10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。 12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
14「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
・・・本日の日課を終わります。
教会讃美歌 25番(全節)
1.もろびとこぞりて、 いざ、 むかえよ。久しく待ちにし、 主は来ませり、主は来ませり、 主は、 主は来ませり。2.悪魔の力を うちくだきて捕虜を放つと 主は来ませり主は来ませり、 主は、 主は来ませり。3.この世の闇路を 照らしたもう、光の君なる 主は来ませり、主は来ませり、 主は、 主は来ませり。4.平和の君なる み子をむかえわれらの救いと ほめたたえよ、ほめたたえよ、 ほめ、 ほめたたえよ。アーメン
2)第3の朗読
司)本日の第3の朗読は、
ルカ 2:15~20 (新103)
15天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った。 16そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。 17その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。 18聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。 19しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。 20羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
14 説教
「神に栄光、地に平和があるように」
徳弘浩隆牧師
16 信仰の告白
ニケヤ信条
司)ニケヤ信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天と地、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。
唯一の主イエス・キリストを私は信じます。
主は神のひとり子であって、すべての世に先立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。
主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。
罪の赦しの唯一の洗礼を私は受けいれます。
死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。
アーメン
奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。
私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。
あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
聖餐の部
20 聖餐の歌
司)教会讃美歌 304番(1節、2節)
われらはみ前に おそれひれ伏す。
主イェスの死によりたえざる恵みと
いのちをたまえ、 父なる神よ。
2)
主イェスはわが道ひかりとまこと
み国の門べに みちびくしるべ、
われらの砕けし 悔いたる心に
示させたまえ、 あがないぬしよ。
21 序詞
22 その日の序詞
司)聖なる主全能の父永遠の神よ。
いつどこででも、私たちの主イエス・キリストにより、あなたに感謝するのは当然であり、またふさわしいことです。
あなたはみことばが肉体となる神秘をもって、新しい栄光の啓示を私たちにお与えになりました。これはみ子の姿のうちにあなたを見るためです。
今、地にあるすべての教会は、あなたのみ名をあがめ、永遠の讃美を天にある天使の群れと共に声を合わせて歌います。
23 サンクツウス(聖なる)
24 設定
設定は一同起立して行ないます。
司)
私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい」。
食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。
25 主の祈り
司)祈りましょう。
全)天の父よ。み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
26 平和の挨拶
27 アグヌス デイ(神の小羊)
28 聖餐への招きと聖餐
司)洗礼の礼典にあずかったかたは、聖卓へお進みください。
洗礼をお受けになっていない方には祝福のお祈りをさせていただきます。どうぞ、前へお進みくださり、「祝福を」とおっしゃってください。
配餐に際して言う。
司)あなたのために与えられた
キリストのからだです。
衆)アーメン
司)あなたのために流された
キリストの血です。
衆)アーメン
配餐後に祝福をする。(起立)
司)私たちの主イエス・キリストのからだとその貴い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。
衆)アーメン
29 聖餐の感謝
司)全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また互いに愛をもって仕えることができるように私たちを強めてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
派遣の部
30 祝福の挨拶
31 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
32 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
また、慰め主なる聖霊と聖なる教会と恵みの手段と信仰の交わりと。永遠のいのちとを与えてくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
司)祈りましょう。
>高蔵寺教会
◆ご高齢、ご病気の方々のために。教区内の牧師達の健康のために。◆クリスマスの恵みがすべての人に
>教区:静岡教会(主任:光延 博 牧師)を覚えて
◆
司)父なる神よ。私たちの祈りを聞き届けてください。私たちの思いと願いを超えたみ心によって、憐れみと愛のうちに 私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
33 祝福
一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)
主があなたを祝福し、あなたを守られます。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。
父と子と聖霊のみ名によって。
34 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 37番(全節)
きよしこのよる 星はひかり、
救いのみ子は まぶねのなかに
眠りたもぅ、 やすらかに。
2.
きよしこのよる み告げうけし
ひつじかいらは み子のみ前に
ぬかずきぬ、 かしこみて。
3.
きよしこのよる み子の笑みに、
あたらしき代の あしたの光
かがやけり、 ほがらかに。
アーメン
後奏
黙祷
後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう
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