聖霊降臨礼拝(A.D.2024/05/19)
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 151番(全節)
1)ひとの目には 見えねども
神の知恵は かぎりなし。
力つよき そのみ名を
われらすべて ほめまつらん。
2)永遠に絶えず わが神は
ちから満ちて おさめたもぅ。
その義たかく 山のごと
愛の雲は 湧きあふる。
3)すべていのち 与えたもぅ。
日ごとともに いましたもぅ。
やがて朽つる われなれど
永遠にいます わが神は。
4)きよきひかり かがやきて
さかえ満てる わが神を
あがめうたう み使いと
われらともに ほめたたえん。
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)私たちは、父なる神のみ前にまごころをもって近づき、罪をざんげし、主イエス・キリストのみ名によって赦しを願いましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡
し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、
罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与
えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)
全能の神様。あなたは枯れた骨に命の息を吹きこみ、聖霊によってこの世に真理を顕されました。私たちに聖霊を注ぎ、あなたの真理によって造り変え、福音の言葉を告げ知らせる者にしてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読
司)本日の第1の朗読は、
使徒言行録 2:1-21(新214)
1五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、 2突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。 3そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。 4すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
5さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、 6この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。 7人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。 8どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。 9わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、 10フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、 11ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」 12人々は皆驚き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と互いに言った。 13しかし、「あの人たちは、新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って、あざける者もいた。
14すると、ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。 15今は朝の九時ですから、この人たちは、あなたがたが考えているように、酒に酔っているのではありません。 16そうではなく、これこそ預言者ヨエルを通して言われていたことなのです。
17『神は言われる。
終わりの時に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。
すると、あなたたちの息子と娘は預言し、
若者は幻を見、老人は夢を見る。
18わたしの僕やはしためにも、
そのときには、わたしの霊を注ぐ。
すると、彼らは預言する。
19上では、天に不思議な業を、
下では、地に徴を示そう。
血と火と立ちこめる煙が、それだ。
20主の偉大な輝かしい日が来る前に、太陽は暗くなり、月は血のように赤くなる。
2)第2の朗読
司)本日の第2の朗読は、
ローマの信徒への手紙 8:22~27(新284)
22被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。 23被造物だけでなく、“霊”の初穂をいただいているわたしたちも、神の子とされること、つまり、体の贖われることを、心の中でうめきながら待ち望んでいます。 24わたしたちは、このような希望によって救われているのです。見えるものに対する希望は希望ではありません。現に見ているものをだれがなお望むでしょうか。 25わたしたちは、目に見えないものを望んでいるなら、忍耐して待ち望むのです。
26同様に、“霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。 27人の心を見抜く方は、“霊”の思いが何であるかを知っておられます。“霊”は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。
11 ハレルヤ唱
福音の朗読に備えて一同起立をします。
12 福音書または主要日課の朗読
福音を一同起立して聴きます。
司)本日の福音は
ヨハネの福音書15:26‐27,16:4b‐15(新199)
26わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。 27あなたがたも、初めからわたしと一緒にいたのだから、証しをするのである。
「初めからこれらのことを言わなかったのは、わたしがあなたがたと一緒にいたからである。 5今わたしは、わたしをお遣わしになった方のもとに行こうとしているが、あなたがたはだれも、『どこへ行くのか』と尋ねない。 6むしろ、わたしがこれらのことを話したので、あなたがたの心は悲しみで満たされている。 7しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。 8その方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。 9罪についてとは、彼らがわたしを信じないこと、 10義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなること、 11また、裁きについてとは、この世の支配者が断罪されることである。
12言っておきたいことは、まだたくさんあるが、今、あなたがたには理解できない。 13しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分から語るのではなく、聞いたことを語り、また、これから起こることをあなたがたに告げるからである。 14その方はわたしに栄光を与える。わたしのものを受けて、あなたがたに告げるからである。 15父が持っておられるものはすべて、わたしのものである。だから、わたしは、『その方がわたしのものを受けて、あなたがたに告げる』と言ったのである。」
・・・本日の日課を終わります。
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 119番(全節)
1)神の霊よ 今くだり わが心 動かして
よわき身を つよくなし 愛に歩ませたまえ。
2)主なる神、愛せとの みことばに 従いて
主の十字架 仰ぎつつ み旨を示したまえ。
3)主よ、共に とどまりて 疑いと 争いの
わが心 うちくだき 力を与えたまえ。
4)主の深き 愛をもて わが心 燃え立たせ
魂も 身も献げ 愛に生かしめたまえ。
アーメン
14 説教
私たちの父なる神と主イエス・キリストから 恵みと平安とが、あなたがたにあるように。
「人はこうして生きる者となった…」
徳弘浩隆牧師 / 代読:岩田智子姉
人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が。あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るように。
15 感謝の歌
司)本日の感謝の歌を歌いましょう。
教会讃美歌 116番(全節)
1)聖なるみ霊よ われらの心に やどりたまいて、
喜びあふるる あめなる光を みたさせたまえ。
み霊よ われらの祈りにこたえて 力をたまえや。
2)くすしき知識の もとなる泉の 湧きてあふれよ、
われらの心を 慰めうるおし いこわせたまえ
この世に 仕うる日ごとのあゆみに さかえをたまえや
3)み国をめざして たどりゆくもの つねに変わらず
進むべき道を さやかに示して 導きたまえ。
悩める ときにも喜びわかちて 進ませたまえや。
4)いのちのみ霊よ われらの心に ほのおを燃やし
み神の愛より はなるることなく 進ませたまえ。
み霊よ われらにまことのいのちを ゆたかにたまえや
アーメン
16 信仰の告白
使徒信条
司)使徒信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。
そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とを裁かれます。
聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠の命を信じます。
アーメン
奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
(1)憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。 私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。 あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。(2)主よ。ここにささげる感謝と奉仕のしるしを祝福してください。どうかあなたの栄光のために、私たちのすべてを用いてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります(3)主よ。あなたの民のささげたものと、祈りと 賛美をかえりみてください。私たちが、主と隣人に喜びをもって仕えつつ、天の祝宴の光栄に至ることができるよう 私たちの奉仕の信仰を堅くしてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります
派遣の部
20 祝福の挨拶
21 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
22 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの悲しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
<今週の祈り>
>教区:ペンテコステを覚えて
◆この聖霊降臨祭に、 各教会が祝福され、
集められた一人一人が、主イエスの証人と
なるために高い所からの力を受けますように。
◆聖霊に癒しと力を賜り、困難な社会にあっても、キリストの福音を宣べ伝えられますように。
>高蔵寺教会:
◆ご高齢、ご病気の方々のために。
◆祈りと力を合わせて、高蔵寺教会の更なる教会成長を。
◆子供、大人、ご高齢者、外国メンバーすべて集い、安心できる教会に。
父なる神よ。
私たちの祈りを聞きとどけてください。私たちの思いと願いを越えたみ心によって、憐れみと愛のうちに私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。
私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
(主の祈り)
全)天の父よ。
み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
23 祝福
一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)主があなたを祝福し、あなたを守られるように。主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように。父と子と聖霊のみ名によって。
24 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 199番(全節)
1)主よいま去りゆく われらの胸を
安きと愛もて 満たしたまえや。
あらたなよろこび われらを強めん。
2)主のよきおとずれ 教えたまいて
いのちのみ国に われを導き
感謝の日々をば すごさせたまえ。
3)主の愛われらを 求めるときも
なにをか恐るる ことのあるべき、
すべてをわが主の み前にささげん。
後奏
黙祷
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