聖霊降臨後第19主日礼拝(AD2024/9/29)
前奏
黙祷
開会の部
1 初めの歌
教会讃美歌 202番(全節)
1)東の空 明るみて
時はめぐり 朝は来ぬ。
主のみ前に かしこみて
朝の祈り いまささぐ。
2)与えられし 今日のひと日
主の恵みに 感謝して
み旨にそう 働きを
なさせたまえ 主なる神。
3)きみはとわに 平和の主
やみをてらす 世の光、
奇しきみわざ かぎりなし。
きよきみ名に さかえあれ。
2 み名による祝福
3 罪の告白の勧め
司)主イエス・キリストは、私たちが罪のゆえに受くべき死と苦しみを負い、十字架に渡され、神のみ旨を全うし、死から復活し、救いを成し遂げてくださいました。
また、主は私たちに聖餐の礼典を設けてくださいました。それは、私たちが主イエス・キリストによる救いを信じ、主に従い、主の戒めを守り、主が私たちを愛されたように私たちが愛をもって互いに仕えるためです。
私たちは使徒パウロの勧めに従って、神のみ前に罪をざんげし、この礼典にあずかり、主の死と復活における聖なる慰めと力とに満たされましょう。
4 罪の告白
司)父なる全能の神よ。
全)私たちは生まれながら罪深く、けがれに満ち、思いとことばと行ないとによって多くの罪を犯しました。
私たちはみ前に罪をざんげし、父なる神の限りない憐れみにより頼みます。
司)憐れみ深い神よ。
全)み子イエス・キリストのゆえに、すべての罪を赦してください。聖霊によって、主と主のみ旨についてのまことの知識を与え、また主のみことばへの従順な心を私たちに与えてください。
5 赦しの祈願祝福
司)ひとりのみ子イエス・キリストを死に渡し、すべての罪を赦された憐れみ深い神が、罪を悔いみ子を信じる者に、赦しと慰めを与えてくださるように。
6 キリエ(主よ憐れんでください)
7 グロリア(栄光)
みことばの部
8 祝福の挨拶
9 特別の祈り (つどいの祈り)
司)祈りましょう。
衆)恵みの神様。御子は、私たちがあなたとの平和を得るためにいのちをささげてくださいました。あなたの霊を分け与え、御名を証しできるよう強めてください。救い主、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
10 聖書朗読
1)本日の初めの朗読
司)本日の第1の朗読は、
民数記 11:4-6,10-16,24-29(旧231)
4民に加わっていた雑多な他国人は飢えと渇きを訴え、イスラエルの人々も再び泣き言を言った。「誰か肉を食べさせてくれないものか。 5エジプトでは魚をただで食べていたし、きゅうりやメロン、葱や玉葱やにんにくが忘れられない。 6今では、わたしたちの唾は干上がり、どこを見回してもマナばかりで、何もない。」
10モーセは、民がどの家族もそれぞれの天幕の入り口で泣き言を言っているのを聞いた。主が激しく憤られたので、モーセは苦しんだ。 11モーセは主に言った。「あなたは、なぜ、僕を苦しめられるのですか。なぜわたしはあなたの恵みを得ることなく、この民すべてを重荷として負わされねばならないのですか。 12わたしがこの民すべてをはらみ、わたしが彼らを生んだのでしょうか。あなたはわたしに、乳母が乳飲み子を抱くように彼らを胸に抱き、あなたが先祖に誓われた土地に連れて行けと言われます。 13この民すべてに食べさせる肉をどこで見つければよいのでしょうか。彼らはわたしに泣き言を言い、肉を食べさせよと言うのです。 14わたし一人では、とてもこの民すべてを負うことはできません。わたしには重すぎます。 15どうしてもこのようになさりたいなら、どうかむしろ、殺してください。あなたの恵みを得ているのであれば、どうかわたしを苦しみに遭わせないでください。」
16主はモーセに言われた。
「イスラエルの長老たちのうちから、あなたが、民の長老およびその役人として認めうる者を七十人集め、臨在の幕屋に連れて来てあなたの傍らに立たせなさい。24モーセは出て行って、主の言葉を民に告げた。彼は民の長老の中から七十人を集め、幕屋の周りに立たせた。 25主は雲のうちにあって降り、モーセに語られ、モーセに授けられている霊の一部を取って、七十人の長老にも授けられた。霊が彼らの上にとどまると、彼らは預言状態になったが、続くことはなかった。
26宿営に残っていた人が二人あった。一人はエルダド、もう一人はメダドといい、長老の中に加えられていたが、まだ幕屋には出かけていなかった。霊が彼らの上にもとどまり、彼らは宿営で預言状態になった。 27一人の若者がモーセのもとに走って行き、エルダドとメダドが宿営で預言状態になっていると告げた。 28若いころからモーセの従者であったヌンの子ヨシュアは、「わが主モーセよ、やめさせてください」と言った。 29モーセは彼に言った。「あなたはわたしのためを思ってねたむ心を起こしているのか。わたしは、主が霊を授けて、主の民すべてが預言者になればよいと切望しているのだ。」
2)第2の朗読
司)本日の第2の朗読は、
ヤコブの手紙 5:13-20(新426)
13あなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌をうたいなさい。 14あなたがたの中で病気の人は、教会の長老を招いて、主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい。 15信仰に基づく祈りは、病人を救い、主がその人を起き上がらせてくださいます。その人が罪を犯したのであれば、主が赦してくださいます。 16だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします。 17エリヤは、わたしたちと同じような人間でしたが、雨が降らないようにと熱心に祈ったところ、三年半にわたって地上に雨が降りませんでした。 18しかし、再び祈ったところ、天から雨が降り、地は実をみのらせました。
19わたしの兄弟たち、あなたがたの中に真理から迷い出た者がいて、だれかがその人を真理へ連れ戻すならば、 20罪人を迷いの道から連れ戻す人は、その罪人の魂を死から救い出し、多くの罪を覆うことになると、知るべきです。
マルコによる福音書 9:38-50(新80)
38ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」 39イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。 40わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。 41はっきり言っておく。キリストの弟子だという理由で、あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる者は、必ずその報いを受ける。」
42「わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい。 43もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま地獄の消えない火の中に落ちるよりは、片手になっても命にあずかる方がよい。 44† 45もし片方の足があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両足がそろったままで地獄に投げ込まれるよりは、片足になっても命にあずかる方がよい。 46† 47もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。 48地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない。 49人は皆、火で塩味を付けられる。 50塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。」
13 みことばの歌
司)本日のみことばの歌を歌いましょう。
教会讃美歌 321番(1,2,3,6節)
1)み弟子と名のるに 足らぬわれを
友よと呼びたもぅ 愛はふかし。
2)かがやくひかりの み座をくだり
罪咎になえる 愛はくすし。
3)天なるみくらの さかえはなれ
とうときいのちを 主は捨てたもぅ。
6)わが持つたからは 主より来たる
主イェスにありてぞ われはやすし。
14 説教
「小ささの 大きさ」
徳弘浩隆牧師
15 感謝の歌 省略
16 信仰の告白
ニケヤ信条
司)ニケヤ信条によって、信仰の告白を共にしましょう。
全)天と地、すべての見えるものと見えないものの造り主、全能の父である唯一の神を私は信じます。
唯一の主イエス・キリストを私は信じます。
主は神のひとり子であって、すべての世に先立って父から生まれ、神の神、光の光、まことの神のまことの神、造られたのではなく、生まれ、父と同質であって、すべてのものは主によって造られました。主は私たち人間のため、また私たちの救いのために天から下り、聖霊により、おとめマリヤから肉体を受けて人となり、ポンテオ・ピラトのもとで私たちのために十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書のとおり三日目に復活し、天に上られました。そして父の右に座し、栄光のうちに再び来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。その支配は終わることがありません。
主であって、いのちを与える聖霊を私は信じます。聖霊は父と子から出て、父と子とともに礼拝され、あがめられます。また、預言者をとおして語られました。唯一の、聖なる、公同の、使徒的な教会を私は信じます。
罪の赦しの唯一の洗礼を私は受けいれます。
死人の復活と来たるべき世のいのちを待ち望みます。
アーメン
奉献の部
17 祝福の挨拶
18 奉献と奉献唱
司)主にささげましょう。
19 奉献の祈り
自由祈祷、あるいは次の祈りでもよい
司)祈りましょう。
憐れみ深い神よ。あなたは、私たちに恵みと愛のしるしとして、私たちの思いを越えた多くの賜物を日ごとに備えてくださいます。私たちは私たち自身と賜わったすべてのものを喜びと感謝をもってささげます。
私たちのためにご自身をささげられた主イエス・キリストのゆえに、私たちのささげるすべてを受けいれてください。
あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
聖餐の部
20 聖餐の歌
司)教会讃美歌 262番(全節)
1)みんなでパンを分けよぅ、
みんなでパンを分けよぅ。
朝日に向かい、 ひざまずくわれを
主よ、あわれみたまえ。
2)主のさかずきをのもう、
主のさかずきをのもう。
朝日に向かい、 ひざまずくわれを
主よ、あわれみたまえ。
3)みんなで神をほめよぅ、
みんなで神をほめよぅ。
朝日に向かい、 ひざまずくわれを
主よ、あわれみたまえ。
21 序詞
22 その日の序詞
司)聖なる主全能の父永遠の神よ。
いつどこででも、私たちの主イエス・キリストにより、あなたに感謝するのは当然であり、またふさわしいことです。
あなたのみ子主イエス・キリストはこの(週の初めの)日、死と墓を砕き、栄光の復活によって、永遠のいのちへの道を私たちに開いてくださいました。
今、地にあるすべての教会は、あなたのみ名をあがめ、永遠の讃美を天にある天使の群れと共に声を合わせて歌います。
23 サンクツウス(聖なる)
24 設定
設定は一同起立して行ないます。
司)
私たちの主イエス・キリストは苦しみを受ける前日、パンを取り、感謝し、これを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはあなたがたのために与える私のからだである。私の記念のため、これを行ないなさい」。
食事ののち、杯をも同じようにして言われました。「取って飲みなさい。これは罪の赦しのため、あなたがたと多くの人々のために流す私の血における新しい契約である。私の記念のため、これを行ないなさい」。
25 主の祈り
司)祈りましょう。
全)天の父よ。み名があがめられますように。
み国が来ますように。
み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
私たちに罪を犯した者を赦しましたから、私たちの犯した罪をお赦しください。
私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。
アーメン
26 平和の挨拶
27 アグヌス デイ(神の小羊)
28 聖餐への招きと聖餐
司)洗礼の礼典にあずかったかたは、聖卓へお進みください。
洗礼をお受けになっていない方には祝福のお祈りをさせていただきます。どうぞ、前へお進みくださり、「祝福を」とおっしゃってください。
配餐に際して言う。
司)あなたのために与えられた
キリストのからだです。
衆)アーメン
司)あなたのために流された
キリストの血です。
衆)アーメン
配餐後に祝福をする。(起立)
司)私たちの主イエス・キリストのからだとその貴い血とは、信仰によって、あなたがたを強め、守り、永遠のいのちに至らせてくださいます。
衆)アーメン
29 聖餐の感謝
司)全能の神よ。この救いの賜物をもって、新たな力を与えてくださったことを感謝します。恵みによって、私たちがますます主を信じ、また互いに愛をもって仕えることができるように私たちを強めてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められる み子主イエス・キリストによって祈ります。
派遣の部
30 祝福の挨拶
31 ヌンクディミティス(今こそ去ります)
32 教会の祈り
司)私たちの主イエス・キリストの父、全能の神よ。
あなたは天地を造り、これを治め、救い主御ひとり子を与え、み心とみ恵みとを現してくださいました。
また、慰め主なる聖霊と聖なる教会と恵みの手段と信仰の交わりと。永遠のいのちとを与えてくださいました。
私たちは、これらの限りないみ恵みに心から感謝し、賛美をささげます。
父よ、あなたの慈しみのうちに日ごとにあなたの民をかえりみ、み子イエス・キリストのゆえに、民の祈りに耳を傾けてください。
司)祈りましょう。
>教区:名古屋めぐみ教会(後藤 由起 牧師)を覚えて。
◆教会学校と箱舟保育園の働きを祝福し、用いてください。
◆礼拝を生活の中心とし、教会があらゆる世代が神の家族として集う居場所となれますように。
◆教会が地域の中で神様の慰めを伝える場として用いられ、洗礼へ導かれる人を起こされるように。
>高蔵寺教会
◆ご高齢、ご病気の方々、ご事情で来られない方々のために。
◆9月からみんなで取り組む下半期の教会活動の活性化のために。
◆秋の諸行事、そして教会の将来のために。
司)父なる神よ。私たちの祈りを聞き届けてください。私たちの思いと願いを超えたみ心によって、憐れみと愛のうちに 私たちを守り、日ごとにみ旨を明らかに示してください。私たちの主、イエス・キリストによって祈ります。
33 祝福
一同起立をして派遣の祝福を受けます。
司)
主があなたを祝福し、あなたを守られます。
主がみ顔をもってあなたを照らし、あなたに恵みを与えられます。
主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わります。
父と子と聖霊のみ名によって。
34 終わりの歌
司)本日の終わりの歌を歌いましょう。
アイルランドの祝福いまあるく この道に
主はそよ風送る
きりさめは 野をうるおし
暖かい日は照る
主は守り みちびく
あなたの手を支え
信じて行け 喜びもって
天使はともに行く
Queira a estrada conduzir-nos juntos com o vento sempre a teu favor,
ケイラエストラーダ / コンドゥジールノスジュントス / コンオ ヴェント / センプレ / アテウ ファヴォールtendo garoa sobre os verdes campos ou brilhando o sol com seu calor.
テンドガローア / ソブレオス ベルジス カンポス / オゥ ブリリャンド オソゥ / コン セウ カロールDeus te guarde, Deus te guie, te segure bem na sua mão.
デウス チグアルジ / デウスチ ギエ / チセグリ ベン / ナ スァマォンVai confiando, vai com alegria, pois seus anjos te acompanharão.
ヴァイ コンフィアンド、/ ヴァイ コン アレグリア、/ ポィズ セウス アンジョズ / チ アコンパニャラォン
いまあるく この道に
主はそよ風送る
きりさめは 野をうるおし
暖かい日は照る
主は守り みちびく
あなたの手を支え
信じて行け 喜びもって
天使はともに行く
後奏
黙祷
後奏を聞きながら静かに黙祷しましょう
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